2019/07/12幸せな人生の送り方〜人生を変える一冊の本〜

タグ :

#キャリア観
#キャンパス

written by

Kelly

kelly早稲田大学商学部4年

1997年、黒人と日本人の血を引いて誕生。同じように多くのハーフの友人を持つ。ブルーノマーズに似てるらしいけど本当かなあ。 根は真面目でふざけられる人が好き。私もそうだから

幸せな人生の送り方

前回のコラムの提供者は、本メディアの小説枠(Wasedia BOOK)を担当してくれている大月さん。
「考えすぎ」問題として、周囲との連関に悩む早大生の悩みを、代弁者として赤裸々に綴っていただきました。
【“今”考えよ】「考えすぎ」問題

さて、今回は私なりの幸せを内部醸成する方法をお伝えしたいと思います。万人に門徒を開くような記事ではないかもしれません。
私としてはネガティブ思考な貴女に、最近うまくいっていないと感じる貴方の為に是非書かせてほしいです。私がそうだったように、今までと少し違う世の中の見方ができるかもしれません。
早速本題に入る前に、この記事を読むに辺り相田みつをの「幸せはいつも自分のこころが決める」という言葉を念頭に入れて進んで下さい。
この言葉は何とも年を重ねるごとに納得度が増してきます。
それでは、今日からの生き方を少し変える一冊の本を私の考察も交えながらご紹介。

嫌われる勇気

アルフレッド・アドラー心理学解説、「嫌われる勇気」。この本は自己啓発の源流と呼ばれています。タイトルだけならばほとんどの人が耳にしたことがあるでしょう。しかし、今実際満足出来ていない貴方は恐らくこの本を手に取るまでには至っていないはず。この記事をきっかけに是非表紙をめくって下さい。ここまで読んでくれているあなたは少なからず、現状に対して何かしらの変化を望んでいるはずだから。
私は大学の1年の前期に、少し気分の乗らない時期があり自己啓発本を約10冊ほど読んだ時期がありました。そして全て読んだ後に出た感想は、この本1つで充分であるというものでした。

全ての悩みの原因は対人関係だとアドラーは言います。即ち全ての悩みから解放されたければ「嫌われる勇気」を持ちなさい。と説くわけです。

「原因論」から「目的論」へ

まずアドラーが唱える1つ目の内容は、「原因論」から「目的論」へです。これが最も飲み込みにくい。例えばトラウマは過去の苦い体験があり、それに基づいて出来上がると考えられますがこれはアドラーの言う「原因論」です。そうではなくその事象から逃げたいから、その逃げたいという目的を達成する為にそれに合う経験を見つけ自分がトラウマにしていると述べます。
いきなり全てを理解する必要は無いですが、凄く大切な考え方だと思います。
「目的論」の考え方により、今の目的は変えられるので、過去の経験や環境に現在及び未来を縛られなくなります。
即ち今の人生が辛い方は、「これまでの人生に何があったとしても、これからの生き方になんの影響もない」と、性格までも選び直せると考えても良いと説きます。

人生の3つのタスク

アドラーは人生の目標を達成する為に

1. 仕事のタスク:仕事上の対人関係の形成と維持
2. 交友関係のタスク:友人関係の形成と維持
3. 愛のタスク:恋愛関係と親子関係の形成と維持

があると語ります。全ての悩みは対人関係に行きつきますが、対人関係は上記の3種類に分けられます。下に行くほど難易度は高くなります。
この対人関係に対してどのように取り組むべきなのか、それは他人ではなく常に己を指標にするという事です。そして物事の捉え方を変える事です。例えば比較した際に劣等感を感じるかどうかではなく、その後どうするのかが大切になって来る。
また、他人と比較して劣等感を感じるのではなく、自分の理想と比較して向上するべきなのです。
他人の理想に沿って生きた場合、それは貴方の人生ではなく他人の人生を生きていることになります。貴方の人生が他人に大きく左右されてしまうことになります。貴方のための人生が他人に決められる程理不尽な事、不確定要素の多い事はありません。
即ち「貴方の人生は他人に左右される事は無く、貴方の為の、貴方だけのものなのです。」

課題の分離

たった今人生の3つのタスクで話したことに繋がりますが、私達は他人の期待を満たす為に生きているわけではありません。極端に言えば、人から嫌われる勇気を持つことによって自由に生きられるのです。そしてどうすれば他人の期待に縛られて生きずに済むのか、その答えが「課題の分離です」

1.他人の課題に介入しない

例えば、勉強をしない子供がいます。無理に勉強をさせようとしても子供は反発します。たとえ無理に嫌々やらせても何も身につきません。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」と言うように、やるように強制はできませんが、勇気づける事はできます。この場合、実際に勉強するかどうかは子供の課題であり、実際に水を飲むかどうかは馬の課題なのです。他人である親や馬引きは他人の課題に介入してはいけません。

2.自分の課題に介入させない

例えば今貴方は仕事がうまくいっていません。その理由は上司からの不当な扱いや、努力を認められない環境があるからと考えます。
しかし前半に述べたように、仕事ができない理由を上司のせいにしているだけです。
上司がどのように貴方を扱い、どの様に評価するかは「上司の課題」であり、仕事で結果を出すことが「貴方の課題です」
即ち「辛い境遇の際には、どこまでが他人の課題で、どこからが自分の課題なのかを判断することで今すべきことが見えてくる」ということになります。

総括

人生は、「いま」の連続です。私達は「いま、ここ」にしか生きることができません。目的論から見ることにより過去に縛られなくなり、課題を分離することにより他人に縛られなくなります。これはあくまで何も考えず自己中心的に生きろということではありません。
今より人生を幸せに生きる1つの道標として今回はご紹介させて頂きました。
実は全体の1/10もお話できていませんが、私が今現在に満足できていない人に伝えたいポイントをピックアップさせて頂きました。
要するに【人生は自分の心の在り方(物事の見方)で決まる】という事です。

ここで私が好きなマザーテレサの言葉を紹介します。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

そして冒頭に述べた相田みつをは「幸せはいつも自分の心が決める」と残しています。
アドラーはヨーロッパでその教えを説き、マザーテレサはインドやアメリカを中心に全世界にその教えを広め、日本では相田みつをが説きます。
「幸せはいつも自分のこころが決める」言葉は違えどこの意味はやはり何とも年を重ねる毎に納得度が増す言葉です。

関連記事